自毛植毛のメガセッションは危険?

 

メガセッションとは一度に多量の自毛植毛を行う術式のことを言いますが、何かリスクや危険性等はあるのでしょうか?
今回はメガセッションの解説とそのリスクについて考えてみましょう。

 

メガセッションの定義は?

 

メガセッションは「多量の植毛をする」というもので、明確に定まった定義はありません。

 

というのも自毛植毛で一度に移植できる本数というのは技術や機材の発達により次第に増加してきているので、一律に何本以上の移植をメガセッションとする、という定義は特に定められていないのです。

 

ただ、個別の○○学会などではその時々の技術水準に比して「今回の勉強会では○本以上の移植をメガセッションとする」などと一時的な約束をすることはあるかもしれません。

 

医師によっても考え方は異なるのでやはり世界標準的な定義は存在しないことになります。
それでもある程度の指標は必要ですから、おおよそ一回の施術で2500〜3000グラフト程度の移植ができればメガセッションと言ってよいのではないでしょうか。

 

1グラフトから2本の毛髪が生えていれば5000〜6000本の毛髪を移植できることになりますね。
なお、かつては一度の移植で2000グラフトが実現できればメガセッションとしていた医師もいるようです。

 

メガセッションの危険性は?

 

一度に多量の移植をするメガセッションはドナーの採取及び移植に際して、より多くの傷跡を残すことになるので、体へのダメージが多くなるという点では確かに身体的負担が増すと考えることもできます。

 

ただメガセッションで用いられる術式はドナー採取の際にメスを使わず、侵襲が少ないFUE方式を用いるのがほとんどですのでそれほど心配する必要はありません。
FUE方式は毛根を小さくくり抜く方法なので傷穴の塞がりが容易なため回復が早くなります。

 

定着率の点での心配ですが、専用機材の使用と熟練した医師の施術によって必要十分な実績と信用が確保されるので、HPなどで検索して症例数、経験数が豊富なクリニック、医師を選べば大丈夫です。

 

メガセッションでは大量の毛根が必要になりますが、後頭部の中でも皮膚が柔らかく採取が容易な部分と、皮膚が比較的堅めの部分があるので、マッサージなどを行って頭皮を柔らかくしてからドナーの採取を行います。
頭皮マッサージは育毛の基本でもありますので普段から頭皮マッサージを行って柔軟性を保てるようにしましょう。

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