自毛植毛を受けたがヘアラインが不自然。修正できるのか?

 

自毛植毛手術によって薄毛を改善しようとする場合、必ず事前に医師と綿密な意思疎通を行って手術後のイメージを作り上げておく必要があります。

 

患者さんとして気になるのはまず見た目ですから、希望するヘアラインの調整も行うことになります。
あまり年不相応でも不自然ですから、医師のアドバイスを考慮して自分なりに納得して手術実行となるはずです。

 

しかし美容外科一般に言えることですが、手術の仕上がりに不満を持つケースも少なからずあります。
術後のヘアラインが不自然だと思った場合修正は可能なのでしょうか?

 

調整は可能です

 

あまり無理してヘアラインを下げてしまった場合や、ソリコミを失くそうとして女性のような丸いヘアラインにしてしまった場合、術後の仕上がりに不自然さを感じることになります。

 

医師もその点を注意して、事前にアドバイスはしますが最終的な決定権は患者さんの側にあるのでどうしてもという場合は実行することになります。
結局満足のいかない結果となるわけですが、下げ過ぎたヘアラインやソリコミ部位に植えすぎた毛髪は抜毛して数を減らすしかありません。
せっかくの移植がもったいないですが、こういったことが起きないようにするには手術を複数回に分けて少しずつ移植しながら様子を見るのが安全です。

 

医師側はヘアラインそのものの他に、密度なども計算して移植を実施したはずです。

 

人の頭髪は前頭部の薄毛であれば額に近いほど頭髪密度が薄く、毛髪も細くなります。
頭頂部に行くにしたがって密度は濃く、毛髪は太くなりますから(頭頂部でも薄毛が進行している場合はこの限りではありません)、移植の際にもできるだけそうなるように調整したはずです。

 

すると額に近い部分、つまり多く植えすぎてしまった部分の毛髪を抜毛すると、その後ろにある太めの毛髪が最前列に来てしまい、見た目に若干の違和感がでる場合もあります。
その場合は針脱毛などの手段を用いて微妙な調整を行う必要があるかもしれません。

 

生えそろうまで様子を見るのも手

 

自毛植毛では移植された毛髪は一旦全て抜け落ちて、半年から10か月後に再び生えそろいます。
自毛植毛の結果はこの時に初めて分かることになりますから、それまでは焦って修正をしなくても良いのではないでしょうか。

 

移植した毛根の中には定着できずに死んでしまうものもありますから、移植直後のヘアラインとは若干異なることになるでしょう。
ですから最終的な生えそろいを待って修正を検討するのが良いと思われます。

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