注目のAGA治療薬デュタステリド

 

多くの薄毛の原因となっているAGA。
その発症理由が男性ホルモンの一種DHTの過剰活性です。

 

本来であれば男性らしい体をつくり、心身のバランスを整えるために不可欠なDHT。
ところがDHT過剰になってしまうと、毛髪の成長サイクルを乱し、脱毛の原因になってしまうのです。

 

そのDHTの過剰を引き起こす原因物質が5αリダクターゼという酵素。
AGAの治療は5αリダクターゼを阻害することがスタートとなります。

 

5αリダクターゼの阻害にはフィナステリドという成分がよく用いられてきました。
ところが、フィナステリドを使用しても効果を発揮しないケースがあります。
その理由は5αリダクターゼに2つの種類があり、フィナステリドはそのうちの2型にしか効果がないこと。

 

そこで1型、2型双方に効果があると注目集まった成分がデュタステリドです。

 

フィナステリドより強力な5αリダクターゼ抑制効果を持つデュタステリド

 

デュタステリドはフィナステリドと同じように元々は前立腺肥大症の薬として開発されました。

 

前立腺肥大症はAGAと同じようにDHTの影響で起きる病気。
つまり、5αリダクターゼの阻害が有効な治療になる病気です。
5αリダクターゼは1型と2型がありますが、デュタステリドは両方の型に効果があるので、前立腺肥大症の薬としても広く用いられています。

 

そして5αリダクターゼの阻害効果があるなら、AGAにも効果があるはずと考えられるのは当然の流れです。
1型、2型の両方の5αリダクターゼの阻害効果のあるデュタステリドでは実験でも非常に優秀な効果を発揮します。
1インチ四方あたりの毛髪再成長本数試験では、フィナステリドの72本に対してデュタステリドは108本という結果も残しています。

 

デュタステリドのその他のメリット

フィナステリドでは効果が出ない1型の5αリダクターゼに有効という点は、非常に大きなデュタステリドのメリットですが、他にもデュタステリドはフィナステリドにないメリットを持っています。

フィナステリドの感受性が悪い人にも有効

ひとつめは先天的にフィナステリドの感受性が悪い方にも効果が期待できるということ。
優秀なAGA治療薬のフィナステリドですが、中には先天的に効きにくい方がいらっしゃいます。
遺伝子検査などで予め調べることができますが、このようなケースにもデュタステリドは有効です。

 

薬の効果が長く続く

もうひとつはデュタステリドの方が薬の効果が長く続くということです。
血中濃度が下がるまでの期間が長いため、安定した抑制効果と使用量を少なくできるというメリットがあります。

 

これらの理由でデュタステリドは大きな注目を集めているのです。

フィナステリドよりも効果のあるAGA治療薬デュタステリド

男性なら誰でも可能性のあるAGA、その発症の理屈

 

AGAの原因は老化や頭皮の疾患ではなく、男性ホルモンバランスの乱れが原因です。
5αリダクターゼという酵素が活性化することで、DHTという男性ホルモンが働きすぎてしまい、毛髪の成長サイクルを乱してしまいます。
正常なら数年間ある成長期が乱れ、十分に成長しないうちに毛髪が抜けてしまい、薄毛が進行してしまうのがAGAという病気の原理です。

 

治療には発毛、育毛を促進する育毛剤の使用と同時に5αリダクターゼの過剰活性を抑える薬を使用します。これがフィナステリドという成分。
プロペシアやフィンペシアといった名前で市販されている薬です。

 

フィナステリドが効果を発揮できないAGAがあるって本当?

 

 

大抵の薄毛の原因は様々な要素が絡み合っています。
生活習慣や内臓疾患、肌質、喫煙、ストレスなどなどが絡み合う薄毛は対策も大変です。

 

実際はAGAの方でもその他の原因も影響していることが少なくないので、AGA治療だけでなく生活習慣から見直す必要があります。
それでも大きな原因のひとつ、5αリダクターゼの抑制という方針がはっきりしているのでAGAは対処しやすい薄毛といってよいでしょう。

 

しかし、フィナステリドも万能ではありません。フィナステリドでも効果が発揮しないケースがあるのです。

 

実は5αリダクターゼには1型と2型の2種類があります。
フィナステリドが効果が発揮するのは2型のみ。
1型のAGAの場合、フィナステリドでは十分な効果が現れないのです。

 

1型と2型の違いは5αリダクターゼの存在場所。
2型の5αリダクターゼは生え際と頭頂部に存在します。

 

M字型に生え際が後退したり、頭頂部が薄くなる薄毛は2型の5αリダクターゼが悪さをしている、ということです。
一方の1型の5αリダクターゼは毛髪全体に存在しています。

 

AGAの診断があり、フィナステリドで治療を続けても効果が現れない場合は
1型の5αリダクターゼの影響が強いという可能性が高いということです。

 

1型の5αリダクターゼにも効果のある成分、デュタステリド

 

最近になって、この1型の5αリダクターゼの抑制にも効果がある成分を使った薬が登場してきています。その成分はデュタステリド。
1型、2型両方の5αリダクターゼを抑制する効果があります。

 

ザガーロ、アボダートという製品名で市販されていますが、購入には医師の診断、処方が必要な薬です。

 

AGA治療を続けているけど効果がないと感じているなら、薬があっていない可能性も考えられます。AGAの専門医の診断を受けて、効果的な治療法を探すことが大切です。

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